2,000万円台で注文住宅を建てる!間取りとハウスメーカーをご紹介!

2000万円台注文住宅

注文住宅っていくらで、「良い家」が建てられるのか気になりますよね。

購入者さん
「2,000万円」でどんな家を建てられるのか知りたい

2,000万円でどれくらいの住宅が建てられるのかの基準を持つことで、相場より高い見積もりに気づけるようになり、必要以上に数十万円払うことを避けることができます。この記事では、

  • 予算2,000万円で注文住宅が建てられるのか?
  • 2,000万円台の家の間取り
  • 2,000万円で注文住宅を建てられるハウスメーカー

をご紹介します。

2,000万円で建てられる家ってどんな家?

大企業調査員
注文住宅の相場は3,570万円です。
平均建設費3,570万円
平均坪数37.5坪(約11m×約11m)
坪単価(1坪3.3m2)約95.2万円

これだけ見ると2,000万円で注文住宅を建てることが難しそうですが、ハウスメーカーごとに坪単価は大きく異なるので、ハウスメーカー次第で2,000万円で注文住宅を建設することは可能です。

カテゴリ目安坪単価
ローコストハウスメーカー25.0万円~50.0万円
地域密着型ハウスメーカー40.0万円~80.0万円
大手ハウスメーカー55.0万円~150万円

実際に2,000万円で「建てられる」or「建てた」注文住宅の間取りをご紹介します。

【1,000万円~2,000万円台】の注文住宅間取り実例5選

ここでは、1,000万円~2,000万円台の住宅の間取りをご説明します。

【1,139万円】2LDK・2階建ての欧米風の住宅

3人家族であれば十分な住宅です。
項目 概要
建設費用 1,139万円
延べ床面積 20坪
ハウスメーカー ロビンスジャパン
この本体価格であれば、本体価格以外の工事などを含めても約1,627万円(本体価格の1.4倍)で予算内に十分収めることが可能です。 また、この価格帯にも関わらず全部屋にクローゼットも設置されており、個室に収納用の家具は購入の必要がありません。お子さんがもう成人された方や1人お子さんがいる方におすすめの住宅です。

【1,220万円】アメリカ西海岸の住宅|カバードポーチが海外感を演出している住宅

③
項目概要
ハウスメーカーロビンスジャパン
建設費用1,220万円
延べ床面積31.5坪
所在地茨城県
家族構成4人(子供2名)

建設費用以外のコストを含めると全体費用は「約1,743万円」です。

  • 玄関前のカバードポーチ
  • 1階の半分以上を占めるリビング・ダイニング
  • 圧迫感の少ない黄色の壁紙

が特徴となっています。外観はまさしくアメリカの住宅そのもの。

内装は白と黄色を基調としており、家具やカーテン等として緑と青色系の色を差し込むことでとても明るい雰囲気の住宅となっています。

【1,426万円】ブルーグレーでワンポイント|色を使っているのにシンプルな住宅

⑩
項目概要
ハウスメーカーノーザンハウス
建設費用1,426万円
延べ床面積34.5坪
所在地千葉県
家族構成夫婦

建設費用以外のコストを含めると全体費用は「約2,037万円」です。

  • 白と木、そしてブルーの絶妙なバランス
  • 1階のほとんどをLDKにあてた広々リビング
  • 家族との時間を大切にすべく、リビングの他にファミリースペースを設置

住居者のセンスが光る住宅です。

見える位置にほとんどものがなくとてもスッキリしたお家になっています。

【1,628万円】3LDK・2階建ての広々した住宅

4人家族で住むことが可能な1,000万円台の住宅です。

ロビンス_2

項目 概要
ハウスメーカー ロビンスジャパン(パステルパレット)
建設費用 1,648万円
延べ床面積 33.3坪

もう少し建設費用を収めようとする場合、2階を2部屋にして壁の数を減らしたり、そもそももう少し安いハウスメーカーを探す必要などの工夫が必要です。

ただ、お子さんが2人以上いる場合や、ご夫婦でそれぞれ寝室以外に自分のお部屋を持ちたい方などにオススメです。

【2,107万円】デザインと間取り両方をこだわった住宅

十分なスペースをもって4人家族で住むことが可能です。35坪以上になると、「子供部屋3室」準備できます。
ロビンス_3

項目 概要
ハウスメーカー ロビンスジャパン
建設費用 2,107万円
延べ床面積 38坪

本体価格で2,000万円を超えます。
外観に「白・ベージュ・ブラウン・パープルレッド」と4色も贅沢に使っています。また、家族が帰宅したときに自室に直接帰れる導線がなく、必ずリビングで顔を合わせられる設計になっているのが特徴です。
外観も間取りもこだわりたい方にオススメの住宅です。

2,000万円台の注文住宅でオススメのハウスメーカー7選

「2,000万円台で30坪以上の住宅」を建てられる、「坪単価約60万円」ハウスメーカーをご紹介します。※いずれの会社も標準仕様からカスタム設計に変えるなどすると3,000万円台になることもあるので十分注意してください。

目次

アイフルホーム

コストと性能のバランスが取れたアイフルホーム

コストパフォーマンスの高い家づくりが特徴のハウスメーカー「アイフルホーム」。家づくりにまだ具体的なイメージがなく、「初めてだから、費用の幅を考えながら安心して進めたい」や「家族構成や将来の生活に合ったデザインを考えながら、無理のない予算で家を建てたい」という希望に応えてくれます。品質を重視しつつ、コストを抑えた設計が可能で、初めての家づくりにもぴったりです。

主な商品注文住宅、規格住宅「FAVO」、定額住宅「Lodina」など
目安坪単価62.6万円

アイフルホームの契約者の声

  • 隣の家の音が気にならない:高気密・高断熱性のおかげで、外部からの騒音が気になりません。
  • コスパに満足:ローコストで家を建てられるアイフルホームですが、設備のグレードも高く、標準でLIXILのシステムキッチンやバスルームがついています。追加工事を依頼しても、予算内で理想の家を実現できた

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アイダ設計

ローコストで土地に合わせた住まいを建てれるアイダ設計

コンセプト住宅「スイートハウス」は、自由設計で928万円で住宅を建てることができるなどローコストで家づくりを実現。特に狭小地に対応した設計力も高く、都内等の限られたスペースで家づくりが可能。

主な商品プラン注文住宅、コンセプト住宅「スイートハウス」など
目安坪単価44.2万円

アイダ設計の契約者の声

  • 値段相応で大満足:土地探しから書類整備まで全てやってくれました。1年住んでみて非常に満足しています!
  • 営業マンが誠実:担当者の熱意が伝わり、かなり我々の要望などに耳を傾けてくれた。
  • 予算内に収める提案力があった:収納を考慮した家の中がスッキリ使える機能的な住まいになりました!

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ノーザンハウス

“ゆるかわ”な輸入住宅を建てるノーザンハウス

45棟分のサンプル間取りを保有。規格寄りでいいから、海外風のデザインの住宅をコストを抑えて建てたい!という願望を叶えてくれます。またデザインは、従来のビシッとしたクラシックの輸入住宅というよりかは”ゆるかわ”よりで、抜け感のある可愛い住宅を建設可能です。

主な商品 アメリカントラディショナル・プロバンススタイル・北欧スタイルなど
目安坪単価 69.6万円

ノーザンハウスの契約者の声

  • 現在公開されている口コミはありません。(2024年7月時点)

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カシワ建設

シンプルで機能的な輸入住宅を提供するカシワ建設

カシワ建設は、埼玉県を中心に、シンプルで機能的な輸入住宅を提供する工務店です。キューブ型のデザインを採用し、無駄なスペースを省くことで、メンテナンスコストを抑えつつ、おしゃれな設備を設置可能にしています。

商品プラン キューブ型のシンプルな輸入住宅 ・メンテナンスコストを抑えた機能的な住宅など
坪単価 64.8万円

カシワ建設の契約者の声

  • 契約者の声 ・シンプルでおしゃれ:シンプルなデザインながら、他の家とは違う独自性を感じられる住宅が魅力です。
  • 営業も魅力的で間取りも暮らしやすい:営業の方の提案力に惹かれ契約。結果家事導線を意識した住みやすい住宅になりました。

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タマホーム

ローコスト・ハイクオリティのタマホーム

家の中に木の香りが漂う上質な国産材を使った「木造軸組み工法」が得意。600万円・約30.3坪から、注文住宅の建設が可能なハウスメーカーです。

主な商品プラン注文住宅、規格住宅など
目安坪単価58.1万円

タマホームの契約者の声

  • 良い担当者に当たれば最高:実家の某有名鉄骨ハウスメーカーより遥かに性能が上です 坪単価は半分以下なのに。。。要するに良い営業マン・大工さんに当たればコスパ最高です。
  • 低コストで普通の家に住める:確かに値段相応で他の一流ハウスメーカーとは比べれば安物の家ですが普通に住めます。

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アーバンホーム

派手すぎない輸入住宅を建てるアーバンホーム

輸入住宅デザインの住宅を建設可能なハウスメーカー。「超ヨーロッパ風」から「ほんのりテイスト」のものまでデザインに幅があります。周囲の住宅と比較し目立ちすぎないけど、他とは違うデザインの住宅を建てられます。

商品プラン 注文住宅
坪単価 65.3万円

アーバンホームの契約者の声

  • 可愛い住宅を建てられた:クロスやインテリア、鏡やタオル掛けなどのアイテムにもこだわったイメージ通りのお家が建てられました。
  • 理想がかなって、とても嬉しいです:できあがったマイホームはとてもきれいで過ごしやすく、私の理想としている「テーマーパークのようなかわいい家」そのもの!
  • コスト意識が良かった:全てのこだわりが予算内で実現できるよう提案もしてくれました。

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シダーワークス

海外から直接輸入した高品質な素材を使用するシダーワークス

シダーワークスは、埼玉県上尾市を拠点に、海外から直接輸入した高品質な素材を使用し、デザイン性の高い輸入住宅を提供する工務店です。注文住宅や新築戸建ての施工を手がけ、長年の経験と豊富な実績があります。

商品プラン 注文住宅・セミオーダー住宅など
坪単価 90.4万円

シダーワークスの契約者の声

  • デザイン性が高く満足しています:シダーワークスで建てた家は、海外からの輸入素材を使用しており、デザイン性が高く、とても満足しています。
  • 施工エリアが広く安心:上尾市だけでなく、さいたま市や川越市など広範囲に対応してくれるので、安心して依頼できました。

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地域ごとにハウスメーカーを検討したい方はこちらをご覧ください。

2,000万円で住宅を建てる際にかかる費用の内訳

大企業調査員
どのような打ち分けで、2,000万円を利用するのか見ていきましょう。

費用の内訳

輸入住宅の費用は、下記3つの合計で算出されます。

  • 建物工事費用
  • 付帯工事費用
  • その他諸費用

建物工事費とは

基礎や屋根などの家全体の「箱」を作る工事費用のことです。全体の費用の約7~8割(1,400~1600万円)を占めます。

付帯工事費とは

公共インフラとの接続車・敷地内の土台インフラを整える費用のことです。他には、敷地内に電気や給排水の配線・配管を引き込む工事や、駐車場のアスファルト舗装の工事などに利用され、全体の費用の約1~2割(200~400万円)を占めます。

その他諸経費とは

住宅ローンの手数料や、火災・地震保険、建物を登記等に利用する費用のことです。全体の費用の約0.5~1割(100~200万円)を占めます。

予算2,000万円に建設費用を収めるポイント

2,000万円で注文住宅を建てる際に、工夫をすることで一つ上のグレードの設備を入れれたり選択肢を広げることができます。

大企業調査員
工夫することにより大幅なコストダウンを図れるポイントもご紹介します。

家全体を四角い間取りにする

1階と2階の面積が同じ総二階建ての間取りにしましょう。壁の数を少なくすることができ、大きくコストを抑えることができます。また家の中もスッキリ見せることができ、一石二鳥です。

外観や外壁材を節約する

壁材はクロス(壁紙)、塗り壁、板壁などがありますが、最もコストを抑えられるのがクロス(壁紙)です。

大企業調査員
一番お得なのはサイディングの外壁を利用することで、タイルや漆喰(塗り壁)などに比べて50万円~200万円ほど節約可能です。

長期的にはメンテンナンス費用が掛かってしまう可能性がありますので、短期的と長期的にバランスを見て決めましょう!

キッチンやお風呂で節約する

特に、坪単価が高い大手ハウスメーカーで輸入住宅を建てる際、標準仕様よりもグレードが低いシステムキッチンやバスルームに変更することが可能です。

グレードを落とすというとネガティブに聞こえるかもしれませんが、使わないものに費用を払う方がもったいないです。

大企業調査員
例えば、料理を1週間に1回もしないのであれば、キッチンのグレードを落として、他の箇所に費用を充てた方が良いです。

こだわりたい箇所で費用を使えるように、普段使わないところで費用を落とすこともおすすめです。

自分で手配できるものは手配する

大企業調査員
家全体の照明類のコストを下げると、想像以上のコストカットになります。

例えば、ハウスメーカーから勧められる照明器具ではなく、インターネットで購入することで費用は3割~5割ほど抑えられます。(このように自分たちで照明器具などを購入することを「施主支給」といいます。)

ハウスメーカーや工務店によっては、施主支給がNGという場合もあるので、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。

外構工事のグレードダウンを検討する

意外と必要以上の費用を請求されている可能性が高いポイントです。例えば「駐車スペース」。屋根などを付けると150万円くらいの見積もりになります。

しかし、最新のデザインの駐車スペースでなく、昨年のデザイン(全然おしゃれ)に落とすことで、約40%割引の80万円ほどで設置可能だったりします。

設備の必要性を吟味する

その設備本当に必要ですか?住宅建設の時にテンションが上がった状態で設備を設置すると後悔することも多いです。

  • たまにやりたいから、お風呂にミストを浴びれる設備を設置する
  • 特に必要性は感じないけど、なんとなくロフトをつける
  • お客さんが来た時に、しっかり出迎えたいから両開きのドアを採用する

たまにあるかもしれないイベントに備えてお金を使うと、後々「やっぱりいらなかったな」と思う可能性が高いです。本当に毎日使う設備にお金をかけましょう。

2,000万円の住宅を建てるポイント

2,000万円の住宅は工夫することによって、ハイクオリティで実現可能です。

平屋が安いとは限らない

二階建てと平屋で、同じ30坪の家でも、平屋の方が建築費は10%ほど割高です。同じ30坪だとしても、平屋の方が基礎や屋根の面積が広くなるため、その費用分が建築費にプラスされるからです。例えば、30坪の場合

  • 二階建て:基礎と屋根の面積は15坪
  • 平屋:基礎と屋根の面積は30坪

「二階建ての家よりも平屋の方が安そう」と思いがちですが、実際にはその逆なので注意しましょう。

外観や設備が制限される

最初の段階で、外観や設備のグレードアップはしないで満足できる標準仕様のハウスメーカーを探しましょう。

大企業調査員
誰にでも予算に限界があります。予算の都合で何かを導入しない決断をすることは決して恥ずかしいことではありません。

なので、まずは標準仕様で満足できるプランを見つけましょう。その後もし「やっぱりこっちが良い」と新たな案が出てきた際は予算を見て、検討しましょう。

要望の優先度を決めておく

全ての要望を叶えることは難しいかもしれません。そこで大切なのが、要望の優先度をあらかじめ決めておくことです。どうしても譲れないポイントと、ある程度妥協できるポイントを明確にしましょう。例えば、立地条件や間取り、使う素材や設備など、何を最優先にするかを明確にすることで、予算内で最適なプランを作り出すことができます。

ジャストサイズで建てる

予算を抑えるには、必要な部屋数や広さを見極め、ジャストサイズで建てることが重要です。例えば、ゲストルームや書斎など、本当に必要なのか再度考えましょう。また、リビングやキッチンなどのメインの生活空間は広く、個々の寝室はコンパクトにするなど、間取りの工夫も有効です。必要な機能を満たしつつ、無駄なスペースを省くことで、資金を有効に使うことができます。

見積もりの内訳を確認する

見積もりをもらったら、その内訳をしっかり確認することが大切です。

大企業調査員
設計費や工事費だけでなく、地盤改良費や外構費用など、細かな部分まで確認しましょう。

見積もりの内訳を理解することで、後で予想外の出費に驚くことがなく、予算内での家づくりを進めやすくなります。

総費用をもとに判断する

既にご紹介した通り、住宅を建てる際には「建物工事費」以外に、「付帯工事費」や「諸費用」がかかります。事前に正確な見積もりを依頼しましょう。住宅を検討していると、

2,000万円では理想は無理かも。。。

と思う瞬間があるかもしれません。しかし、2,000万円は間違いなく「大金」です。自信を持ちましょう。

もし、今あなたがざっくりイメージしている理想の住宅がある場合、無料で見積もりを作成してくれるサービスもありますので活用してみてください。

土地込みで2,000万円の注文住宅は建てられるのか?

建設費や土地等諸々込みで、2,000万円に収めることはできるのか!?そこも気になりますよね

大企業調査員
ローコストなハウスメーカーor工務店を利用し、時期が良ければ、土地込みで2,000万円は可能です。

例えば、アイダ設計が過去に販売していた、完全自由設計888万円の住宅を利用すると

建物工事費888万円
付帯工事費約254万円
その他諸経費約127万円
合計約1,269万

これを利用し、土地に721万円利用することで、土地込みで2,000万円の注文住宅を実現することができます。

理想の住宅を手に入れるために

ハウスメーカーをしっかりと選び、間取りを工夫をすれば予算内でハイクオリティな住宅を建設することは十分可能です。ちなみにあなたの要望を組み込んだハウスメーカーごとの見積もりを出してくれる「注文住宅一括見積りサービス」というものがあります。

インターネット上で完結し、しかも無料なのでぜひ活用し、あなたの理想を叶えられるハウスメーカーを見つけましょう!

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