輸入住宅の価格は高い?相場は4,902万円以上!お城みたいな住まいを建てる!
輸入住宅の相場って、あいまいに紹介されていて、
結局、輸入住宅は高いの?いくらなの?
ここでは政府からの運営交付金を受けて公共的な事業を行う法人「独立行政法人」の発表から、理論的な数値をご紹介します。
輸入住宅を検討している方必見です!
輸入住宅の価格
2005年から輸入住宅専門のローコストハウスメーカーが普及し始め、「コストを抑えた輸入住宅を建てたい」という願望は、日に日に叶えやすくなってきていると言えます。
もちろん価格帯はピンキリ。輸入住宅においては、1,000万円台~1億円を超える物件まで幅広い事例が散見されます。
輸入住宅とは?
輸入住宅とは、海外の設計思想による住宅を資材別またはパッケージで輸入し、国内に建築する住宅
海外の思想や材料を使ったお家は輸入住宅と言えます。ただ、どこまで海外仕様にするのかは選択することが可能です。
材料などは建ててしまえば目に見えることはほぼ無いので、間取りやデザインのみ海外仕様とするのがオススメです。
海外の設計思想による住宅とは?
“何を優先するかを決めること”が設計思想です。
家の構造を考える際には、いろいろな選択の余地(自由度)があります。例えば、下記2つの家があったとします。
- デザイン性はイマイチだが、地震に強い家
- デザイン性が高く、地震に弱い家
この場合、どちらが理想的な家なのかは、国によって異なります。
優先される家 | 理由 | |
日本 | ①地震に強い家 | 年中起こる地震による倒壊リスクに備えるため。 |
欧州(ヨーロッパ) | ②デザイン性が高い家 | 無駄に柱を増やすよりもデザイン性を重視する人が多いため。 |
日本では地震が多いため、当然ながら「耐震性を上げる」が優先されます。
一方で、欧州の場合、地震が起こることはほとんどなく、オシャレな空間に住みたいという意識が高いです
海外の環境で生まれた設計を日本の気候・災害に対応した形で組み込む。この上で、オシャレさと機能性を両立させていくことが輸入住宅を建てる醍醐味です。
輸入住宅のスタイル
輸入住宅には大きく2種類のスタイルがあります。
- 欧州スタイル
- 北米スタイル
欧州スタイル
伝統的で華やかな見た目のデザイン。内装にもこだわりを持ち、装飾を施した柱や棚などを活用している事例が多いです。
国ごとに分けると、イギリス・フランス・ドイツ・フランススタイルといった風に分類することができます。
ローコストの輸入住宅メーカーに依頼し、1,000万円台で欧州スタイルの住宅を建てたという事例や、装飾の細部までこだわって4,000万円以上で建てた等幅広く事例がございます。
北米スタイル
大きく広々とした見た目のデザイン。内装は、レンガや石造りの壁など素材の魅力を活かした空間が多いです。
国ごとに分かると、アメリカ・カナダスタイルなどに分けることができます。
こちらも、ローコストの輸入住宅メーカーに依頼し1,000万円台で北米スタイルの住宅を建てたという事例や、素材にこだわって4,000万円以上で建てた等幅広く事例がございます。
注文住宅の相場は?
注文住宅の相場は、土地費用込みで「4,902万円」。平均住宅面積は、約33.7坪(111.2m2)
※住宅金融支援機構の『2023年度 フラット35利用者調査』p.20参照
つまり、1坪あたりの建築費用の平均は約145.4万円です。ただし、これは土地費用(1,497万円)も含みます。
輸入住宅の相場は?
輸入住宅の相場は、「4,902万円」以上。※土地費用込み
日本で輸入住宅を実現するには、建設費用平均「4,902万円」の注文住宅をカスタマイズして建築する方法を一般的です。
よって注文住宅の建設費用平均「4,902万円」から、木材や照明、設計を海外仕様を採用した分高くなるので、「4,902万円以上」が輸入住宅の相場と言えます。
約5,000万円の買い物を購入するかどうかは、すぐに判断できるものではありません。
私も自分だけで決めるのは怖いなと思い、LIFULL HOME’S 住まいの窓口を利用。家づくりに関する専門家に私の状況を整理してもらいました。
実際相談した方の中には、「実はまだ賃貸の方が良かった。」「今ではなく、子供がもう一人増えてからで良いかも」といった新たな気付きを得られた方もいるようです。
注文住宅の坪単価を抑えるコツ
理想を追求しすぎると、どうしても予算オーバーになりがちです。
しかし、一生に一度の買い物で妥協しないため、初期費用を落とすコツがあります。
1階と2階の床面積を同じにする
正方形に近い形であれば外壁の面積が少なくなりコストが低くなります。
外観の面積を減らすことで、建材費を抑えることができます。
後から変えられるものは安くする
比較的短期間で交換が必要な箇所の費用を落とすことをおすすめします。
例えば、壁紙の張替え時期は一般的に5年~10年と言われ、比較的短い期間で張替えのタイミングとなります。
該当箇所 | 一般的な変更期間 |
壁紙 | 5年~ |
洗面 | 15年~ |
キッチン | 15年~ |
浴室 | 15年~ |
小さいお子さんがいる場合は、特に壁紙・洗面台はすぐに汚れて修繕が必要になる場合が多いため、最初からこだわってお金をかけすぎないことをオススメします。
オプション追加は、本当に必要な設備だけ
オプションを追加する場合は、本当に必要な設備だけに絞ることで無駄な出費を抑えましょう。
例えば、「浴室乾燥機能」。乾燥機付きの洗濯機を使う家庭や、入浴前にお風呂場で暖房を今までかけたことない場合、必要ない可能性が高いと言えます。
屋根は片流れで初期費用を抑える
片流れ屋根は構造がシンプルであるため、他の屋根形状に比べてコストを抑えることが可能です。
窓の数や大きさを見直す
適切な位置に適切な大きさの窓を配置することで、坪単価を抑えつつ、エネルギー効率の良い家を建てることができます。
窓は建築費用だけでなく、月々の光熱費にも影響を及ぼします。
坪単価の基礎知識
坪単価の基礎を抑えて、正確に情報を収集することが成功への近道です。
坪単価とは
1坪(約1.8m×1.8m)にかかる費用のことです。
例えば、10坪で250万円かかる住宅の坪単価を坪単価25万円といいます。
地域ごとの坪単価の相場・平均価格
2021年度 フラット35利用者調査からわかる地域ごとの坪単価をご紹介します。
坪単価[万円/坪] | |
首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、栃木、群馬、山梨) | 103.9 |
近畿圏(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県) | 98.0 |
東海圏(静岡、愛知、三重、岐阜) | 97.5 |
全国 | 95.2 |
その他 | 90.4 |
地域ごとに、注文住宅の坪単価はあまり変わらないように見えます。
しかし、35坪の住宅建てる場合、
建設費用 | |
首都圏 | 3,636万円 |
東海圏 | 3,412万円 |
首都圏と東海圏ではと200万円以上の差が生まれますので、住宅を建てる地域も予算を抑えるうえでは重要と言えます。
坪単価の注意点・考え方
以下3点に十分注意し、坪単価の比較を行いましょう。
- 坪単価は定義があいまいで、企業ごとに坪単価の定義が異なる
- 原則小さい家ほど坪単価が高くなる
- メーカーによっては、手数料が見積もりに含まれない
輸入住宅のメリット
輸入住宅はその美しい外観ばかりに目が行きがちですが、外観以外にもメリットは3つあります。詳しく見ていきましょう。
地震に強い
輸入住宅の建設工法「ツーバイフォー工法」を採用した住宅は、地震に強いです。
柔軟性と強度を兼ね備え、日本のような地震が頻繁に発生する地域でも安心して住むことができます。
広々とした空間でリラックスできる
すべての標準が、海外基準でできているので、「天井の高さ」「廊下の幅」「窓枠の長さ」が日本よりも約1.3倍大きいです。
ゆったりとした開放感のある生活を送りたいと考える方にとってベストな選択肢です。
資産形成につながる
輸入住宅に住みたいという方は常に一定数いるため、戸建てと比較すると価値が落ちにくいです。
住宅の価値(売値)は「デザイン」で決まるので、資産的な価値を気にする場合、少しデザイン性も考慮すると良いでしょう。
輸入住宅のデメリット
輸入住宅独自のデメリットを見ていきましょう。
メンテナンスが大変
輸入住宅に使われる材料や部材は、日本国内のものとは異なる場合が多く、その修理や交換に必要な部品を取り寄せる際に費用と時間がかかることもあります。
また、日本の気候に完全に適応していない部材を使用している場合、日本特有の湿度や気温変化により劣化が早いことが多いです。
リフォームや間取り変更が難しい
特にツーバイフォー工法などの輸入住宅は、構造体自体が強固なため、後から間取りを大きく変更することが難しいことが多いです。
また、外壁や内装の修理・改装に際しても、日本国内の一般的な住宅と比べて専門的な知識や技術が求められるため、リフォーム費用が高くなる可能性もあります。
ちゃんとしたメーカーの見極めが難しい
輸入住宅は取り扱いが難しく、大手ハウスメーカーの倒産・撤退が過去にありました。
- 高級感のあるレンガ造りの外観が売りの大手ハウスメーカー「天草ハウジング」>>テレビでピックアップされてしまうほどの欠陥住宅や粗いメンテナンスが原因で倒産。
- 東急グループの大手ハウスメーカー「東急ホームズ」>>技術力が追い付かず、輸入住宅建設部門を閉鎖。
着工金を払ったのに、家の建設が始まらない。という最悪の事態も発生しています。
輸入住宅については大手だから安心ということはなく、実績がある輸入住宅メーカーを選ぶことが重要です。
輸入住宅ランキング
ここでは私のオススメ輸入住宅ランキングのTOP3だけ詳しくご紹介します!
ノアデザインインク
本格輸入住宅を建てるノアデザインインク
「アメリカン・スタイル」「ブリティッシュ・スタイル」「ヨーロピアン・スタイル」の3つの本格的な住まいを建設可能です。施主のわがままを実現するハウスメーカー。高品質の材料をいたるところに採用し、とにかくオシャレで快適な空間を実現します。
ノアデザインインクのギャラリー
ノアデザインインクの契約者の声
- 担当者の品がある:デザイナーの方や現場の方はとても品が良く好感が持てました。予算に応じてプランを考えてくれますので、門前払いされることはないと思います。
- メンテナンスまでしっかりしている:丁寧な仕事で、お互いに作り上げていくという感じで素晴らしく、思った通りの家ができました。その後のメンテナンスや相談にも親身にのっていただいています。大変信頼のおける会社と思っています。
スウェーデンハウス
重厚感ある大きな屋根のスウェーデンハウス
日本の北海道から広がったハウスメーカーで、寒冷地でも住宅の快適性はバッチリ。壁/窓の断熱性や、気密性が高いです。また、利用する材料はEU加盟国の基準を満たす製品に付けられる「CEマーキング」を取得しており、材料からこだわった輸入住宅を建設可能です。
スウェーデンハウスのギャラリー
スウェーデンハウスの契約者の声
- 暖かくデザインが良い:窓の気密性が非常に高く、冬とても暖かい。また、デザインも、洋風を基調にしたデザインで非常に気に入りました。
- 冬暖かい:冬暖かく過ごせるだろうと思い、スウェーデンハウスに依頼。冷気は窓から入ってくるといいますが、窓が3層になっていて、とても分厚いので、窓が大きくても寒い感じはしません。
- 快適で静か:住宅性能は抜群です。暖かく、静かです。高価ですがほっとする空間を作ってくれます。
ブルースホーム
輸入住宅~モダン住宅まで幅広く対応可能なブルースホーム
ブルースホームは、輸入住宅~最新モダンな住宅まで幅広いデザインに対応可能なハウスメーカーです。デザインは、「こだわりを貫き本格輸入住宅に寄せること」も「周囲の住宅と比較し浮かない程度の輸入住宅デザインに抑えること」も可能。
ブルースホームのギャラリー
ブルースホームの契約者の声
- 打ち合わせを熱心に実施いただけた:はじめのプラン決定の段階から毎回、ながーい打ち合わせにも気長にお付き合い下さり、 私達の理想と希望を組んで形にして下さいました。
- 土地探しやローンで協力してもらえた:土地取得からローン計画に至るまで大変お世話になっており、また、 奥様はじめスタッフの方々にも低予算内での設計を提案していただき本当に感謝して います。
- 冬暖かい:1階の床暖房と1台のエアコンだけで2階は扉を開けておくと暖房いらない
あなたの理想の家がいくらになるか無料で相談する
十人十色の理想があるため、住宅にかかる費用は一人一人異なります。
もしかしたら、理想を追求し150万円以上になるかもしれませんし、円高などの影響で100万円以下になることもあるかもしれません。
しかし、この状態では結局いくらかが明確にならず、明確にならないと行動しない状況続いてしまいます。
こで、注文住宅に関しての悩みを解決してくれるLIFULL HOME’S 住まいの窓口の利用がオススメです。
住まいの窓口では、以下のようなあなたのモヤモヤを整理してもらえます。
- イメージしている住宅がいくらくらいになるのか?
- どのハウスメーカーが良いのか?
オススメのハウスメーカーを教えてもらえることはもちろん、あなたに合った資金計画なども一緒に立ててもらえます!
住まいの窓口では、ハウスメーカーの営業とは異なり、客観的なアドバイザーとしてあなたの家づくりをサポートします。
勉強の一環や相談だけしてみたいという方の利用もOKなので、ぜひお気軽に無料相談を受けてみてください!
都道府県ごとの坪単価等から検討していきたい方は、下記をご覧ください。