輸入住宅のデメリットはメンテナンスなど3点!メリットもご紹介!
輸入住宅を検討するにあたって、デメリットを把握することはとても重要です。
デメリットも十分理解したうえで、納得した住宅建設を実現させましょう!
輸入住宅の「デメリット」と「メリット」をご紹介します。
輸入住宅のデメリット
輸入住宅独自のデメリットを見ていきましょう。
メンテナンスが大変
輸入住宅に使われる材料や部材は、日本国内のものとは異なる場合が多く、その修理や交換に必要な部品を取り寄せる際に費用と時間がかかることもあります。
また、日本の気候に完全に適応していない部材を使用している場合、日本特有の湿度や気温変化により劣化が早いことが多いです。
リフォームや間取り変更が難しい
特にツーバイフォー工法などの輸入住宅は、構造体自体が強固なため、後から間取りを大きく変更することが難しいことが多いです。
また、外壁や内装の修理・改装に際しても、日本国内の一般的な住宅と比べて専門的な知識や技術が求められるため、リフォーム費用が高くなる可能性もあります。
ちゃんとしたメーカーの見極めが難しい
輸入住宅は取り扱いが難しく、大手ハウスメーカーの倒産・撤退が過去にありました。
- 高級感のあるレンガ造りの外観が売りの大手ハウスメーカー「天草ハウジング」>>テレビでピックアップされてしまうほどの欠陥住宅や粗いメンテナンスが原因で倒産。
- 東急グループの大手ハウスメーカー「東急ホームズ」>>技術力が追い付かず、輸入住宅建設部門を閉鎖。
着工金を払ったのに、家の建設が始まらない。という最悪の事態も発生しています。
輸入住宅については大手だから安心ということはなく、実績がある輸入住宅メーカーを選ぶことが重要です。
輸入住宅のメリット
輸入住宅はその美しい外観ばかりに目が行きがちですが、外観以外にもメリットは3つあります。詳しく見ていきましょう。
地震に強い
輸入住宅の建設工法「ツーバイフォー工法」を採用した住宅は、地震に強いです。
柔軟性と強度を兼ね備え、日本のような地震が頻繁に発生する地域でも安心して住むことができます。
広々とした空間でリラックスできる
すべての標準が、海外基準でできているので、「天井の高さ」「廊下の幅」「窓枠の長さ」が日本よりも約1.3倍大きいです。
ゆったりとした開放感のある生活を送りたいと考える方にとってベストな選択肢です。
資産形成につながる
輸入住宅に住みたいという方は常に一定数いるため、戸建てと比較すると価値が落ちにくいです。
住宅の価値(売値)は「デザイン」で決まるので、資産的な価値を気にする場合、少しデザイン性も考慮すると良いでしょう。
輸入住宅を建てる優良な建設会社を見つけるには?
適切なパートナーを見つけるためには、ハウスメーカーのカタログを請求して詳細を確認することがおすすめです。
ハウスメーカーのカタログには、建設会社の特徴や施工事例、デザインのバリエーションなど、多くの情報が詰まっています。カタログを入手することで、会社のスタイルやこだわり、施工実績を把握することができます。
信頼できるハウスメーカーを見つけるために、以下のリンクから無料カタログを請求してみてください。自宅でゆっくりと情報を確認し、理想の輸入住宅を実現するための一歩を踏み出しましょう。
輸入住宅とは?
輸入住宅とは、海外の設計思想による住宅を資材別またはパッケージで輸入し、国内に建築する住宅
海外の思想や材料を使ったお家は輸入住宅と言えます。ただ、どこまで海外仕様にするのかは選択することが可能です。
材料などは建ててしまえば目に見えることはほぼ無いので、間取りやデザインのみ海外仕様とするのがオススメです。
輸入住宅は中古で買っても安心?
プロの目線で確認することをおすすめします。
メンテナンスがしっかりと行われていれば、問題ないです。しかし、メンテナンスが行われていなかった場合
- メンテナンスが必要で、材料を輸入する必要がある
- 構造が特殊で、改修工事には専門知識がある業者に依頼する必要がある
ということになり、多額の費用を支払う可能性があります。しっかりと専門性のある人の目でメンテナンスが行き届いているかどうか確認しましょう。
輸入住宅のトレンド
材料まで海外から仕入れるとなると建設費やメンテナンス費が、非常に高くなります。そこで最近ではデザインのみ海外風とし、材料は日本製のものを利用することで、建設費を下げメンテナンスを楽にしているハウスメーカーも多く見受けられます。
輸入住宅のデザインに憧れはあるけど、コストはできるだけ抑えたい!という方に理想的な選択肢と言えるでしょう。
ローコストで輸入住宅を建設できるハウスメーカーに興味がある方は以下をご覧ください。
輸入住宅の外観デザインの種類と特徴
ここでは人気が高い、「北米風」「英国風」「北欧風」の外観の輸入住宅をご紹介します。
南国風|シンプルで明るい豪邸
駐車スペースを広く、温かくおしゃれな雰囲気を出す南国の木(ヤシの木)が玄関前にある明るい住宅です。白を基調とし、色は屋根にしかつけないことで、シンプルでありながら重厚感が出ています。
内装は床は木調、壁は白を基調としています。ソファや絨毯、机などをおいてもごちゃごちゃさせない超上級者の空間となっています。
※参照:セルコホーム建設事例
英国風|石造りの豪邸
項目 | 内容 |
ハウスメーカー | ノアデザインインク |
施工エリア | 東京都 |
石の素材感のある白タイルを一面に利用し、教会のような神秘的な住宅です。門や屋根などに黒を利用することで、派手すぎない高貴さまで感じます。
内装は広い空間を大胆に使い、長めのシャンデリアや大きなソファー・絵画・絨毯などとてもこだわりの詰まった空間です。
※参照:ノアデザインイインク建設事例
スウェーデン風|大きく可愛い屋根のドッシリした住宅
項目 | 概要 |
ハウスメーカー | スウェーデンハウス |
建設費用 | 不明 |
延べ床面積 | 40.2坪 |
所在地 | 岐阜県 |
角度をつけることで屋根を大きすることで、イギリス風の住宅と違った重厚感のある住宅となっています。
内装としては、大きな屋根の下は吹き抜けとなっており、開放的なリビングになっています。ここに暖炉を設置することで1階だけでなく2階まで暖炉の温もりが届きます。
また、二階はデスクワークができる空間を完備し、開放的な吹き抜けを見ながら作業することが可能です。
輸入住宅のトラブル事例
過去に輸入住宅で起きたトラブルの事例をご紹介します。
160万円の欠陥舗装
住宅建設後屋根の瓦が落ちてしまうので、160万円の追加費用を払って舗装を実施。しかし、舗装後に雨漏りが発生。
雨漏り発生後、専門家の声を踏まえて、建築会社に改めて問い合わせを実施。対応を検討するための会議が開かれたそうです。
激狭!階段下のトイレ
忙しさに追われ、図面確認をする前に工事開始。8割くらい完成したタイミングでトイレの高さがとても低いことに気付く。。。もちろんやり直し不可。。。夢のマイホームでいい教訓を。。。
図面では高さのイメージが付きにくいです。なので平面でOKだと思っても、立体的に見たときにOKとならないことが多々あります。
大工さんの間では、「紙の上の線は何度でも書き直せる。でも、一度作り始めると、やり直しはできない。」という名言もあるようです。
8万円のねじ交換
輸入住宅を建設し8年目。玄関ドアが干渉し始め、ネジの交換が必要に。。。ネジの交換は1回8万円。定期的に8万円の出費があると考えるとキツイ。。。
輸入住宅の場合、生産場所が海外になるので、「利用上工夫すれば使えるが、使いにくい」程度の理由では、無料で機材の交換に対応してくれません。
また、対応してくれるにしてもかなりのコストがかかります。
輸入住宅はこんな人にオススメ
欠陥住宅や倒産の事例もご紹介しましたが、「しっかりとした会社」に依頼できれば問題ありません。オススメのハウスメーカーは以下でご紹介しています。
しかし、「輸入住宅を建設可能×あなたの理想を叶えられる会社」を探す際には、プロに相談することがおすすめです。
近年では、無料相談窓口という形で無料でプロに相談できるサービスが多く展開されています。あなたの時間を無駄にしないように、おすすめの会社3選をご紹介しております。
- 無料相談所に興味はあるけど、強引な営業を受けたくない方
- 本当に無料なのか不安な方
は下記記事をご覧ください。
もし、輸入住宅を建設した先輩方の失敗談から、学びたい方は下記記事をご覧ください!