宅建試験合格、本当におめでとうございます! 長い受験生活から解放されて、今はホッとしていることでしょう。
宅建合格者ですが、喜びも束の間。私たち実務未経験者には、宅建士証を手に入れるための「最後の試練」が待っています。
それが「登録実務講習」です。
「まあ、試験も終わったし、年明けにゆっくり申し込めばいいか」
もしあなたがそう思っているなら、今すぐその考えを捨ててください。 登録実務講習の予約は、合格発表の瞬間から始まる「椅子取りゲーム」です。



この記事では、2025年の試験に合格した私が体験した「登録実務講習のリアルな予約争奪戦」と、「なぜLECを選んだのか」、そして「主要スクールの料金比較」までを緊急レポートします。
最短で宅建士証を手にしたいなら、この記事を読み終わったらすぐに予約サイトにアクセスしてください!
合格おめでとう!でも「登録実務講習」の予約戦争はもう始まってる


合格の余韻に浸りたい気持ちは痛いほどわかりますが、宅建士として登録するためには、一刻も早く動き出さなければなりません。
なぜなら、この「登録実務講習」は、いつでもどこでも受けられるわけではないからです。
そもそも登録実務講習とは?対象者と「2年の実務経験」の壁
宅建士試験に合格しただけでは「宅建士」と名乗ることはできません。都道府県知事の登録を受け、宅建士証の交付を受けて初めて、重要事項説明などの独占業務ができるようになります。
そして、この登録を受けるためには「2年以上の実務経験」が必要です。 私のように不動産業界で働いた経験がない「実務未経験者」は、この条件を満たしていません。
そこで用意されている救済措置が「登録実務講習」です。国が認めたスクールで約1ヶ月の通信学習と、2日間(または1日)のスクーリングを受け、最後に修了試験に合格することで、「2年の実務経験がある」とみなしてもらえるのです。



ぼやぼやしてると危険!人気の「1月・2月土日クラス」は瞬殺される
問題は、この講習の「枠」には限りがあることです。 毎年約3万〜4万人が合格しますが、そのうちのかなりの割合が実務未経験者です。合格発表後、この数万人が一斉にスクールの予約サイトに殺到します。
特に人気なのが、宅建士証の交付が4月の新年度に間に合う「1月・2月開催」のクラス。さらに、社会人が通いやすい「土日開催」や「都市部の駅近会場」は、壮絶な争奪戦になります。



【体験談】私が「LEC」を選んだ理由と、大宮行きが決まった経緯


では、実際に私がどのようにスクールを選び、予約競争に巻き込まれたのか、リアルな体験談をお話しします。
決め手は「教材への信頼」。独学を支えてくれたLEC一択だった
私が登録実務講習の受講先として選んだのは「LEC東京リーガルマインド」です。 他にもTACや日建学院など選択肢はありましたが、迷いはありませんでした。
理由はシンプルで、独学時代にLECの教材に助けられたからです。 私が使っていた「出る順」シリーズの問題集や、直前期にお世話になった有料模試は、解説が非常に丁寧で信頼できました。



【衝撃】合格発表直後なのに、1月・2月の近隣クラスが全滅?
そして合格発表当日。 午前中に自分の合格を確認し、家族や友人に報告を済ませた後、「さて、講習の申し込みでもするか」とLECのサイトを開いたのが昼の12時ごろでした。
私は職場が都内なので、通いやすい新宿や渋谷あたりの「1月または2月の土日クラス」を狙っていました。 しかし、画面を見て愕然としました。



合格発表からわずか数時間。まさかここまで競争率が高いとは思いませんでした。完全に甘く見ていました。
なんとか確保した「1月下旬・大宮校」。平日休んででも行く価値
焦って他の会場も探したところ、面白いことに気づきました。京都校などは結構空きがあったのです。「さすがに旅行がてら行くのもな…」と思い、首都圏でさらに範囲を広げて探しました。
そしてようやく見つけたのが、埼玉県の「大宮本校」で、1月下旬に開催される「平日クラス」でした。
自宅からは少し遠くなりますし、平日に会社を休まなければなりません。 しかし、これを逃すと2月以降のクラスになり、宅建士証が手元に届くのがさらに遅れてしまいます。



これが私の予約争奪戦のリアルです。合格した皆さん、本当に急いでください。
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どこがいい?主要3社(LEC・TAC・日建学院)の料金・特徴を徹底比較
私は教材への信頼感からLECを選びましたが、スクール選びの基準は人それぞれです。 料金や会場数など、主要3社(LEC・TAC・日建学院)の特徴を比較しました。
【比較表】一目でわかるスクール別スペック(料金・特徴)まとめ
| スクール名 | 受講料(税込) | 会場数・特徴 | こんな人におすすめ |
| LEC | 23,000円 | 全国に多数。都市部の会場が充実。 | 教材の質を重視する人。通いやすい会場を探したい人。 |
| TAC | 22,000円 | LECと並ぶ会場数。オンライン予約システムが使いやすい。 | 大手で安心して受講したい人。 |
| 日建学院 | 22,000円 | 地方にも強いネットワーク。建築・不動産業界での知名度が高い。 | 地方在住で近くに会場がある人。 |
※料金は時期やキャンペーンによって変動する場合があります。必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
料金で選ぶなら?最安値と相場観をチェック
受講料の相場は、だいたい2万円台前半です。 TACと日建学院がほぼ同価格帯で最安値クラス、LECが少し高めに設定されています。



日程・会場の多さで選ぶなら?通いやすさの比較
会場の多さでは、LECとTACが頭一つ抜けています。特に首都圏や関西圏の主要駅周辺には複数の校舎があるため、選択肢が豊富です。
一方、日建学院は地方都市にもネットワークを持っています。「近くにLECやTACがない」というエリアの方は、日建学院が有力な選択肢になるでしょう。



「修了試験」は難しい?落ちる人はいるの?難易度と対策


講習の最後に待っている「修了試験」。 「せっかく本試験に受かったのに、ここで落ちたらどうしよう」と不安になりますよね。



合格率はほぼ100%。でも「テキスト持ち込み可」に油断するな
登録実務講習の修了試験は、合格率が99%以上と言われています。真面目に講習を受けていれば、ほぼ全員が合格できる試験です。
最大の理由は、試験中に「テキストの持ち込み・参照が可能」だからです。 講義中に講師が「ここは試験に出ますよ」と教えてくれた箇所にマーカーを引き、試験本番でそのページを開いて答えを探せばいいのです。



当日の服装・持ち物・遅刻のペナルティについて
講習は2日間(または1日)かけて行われます。長丁場なので、リクルートスーツである必要はありません。ビジネスカジュアルや、清潔感のある私服で大丈夫です。
持ち物で絶対に忘れてはいけないのは、以下の3点です。
- 受講証
- 身分証明書
- 筆記用具(マーカー含む)
そして一番怖いのが「遅刻」です。登録実務講習は法定講習のため、1分でも遅刻すると受講が認められず、試験を受ける資格を失う(=不合格)可能性があります。



まとめ:最短で宅建士証を手に入れるために、今すぐ予約しよう
合格の喜びも束の間、私たちにはやるべきことが山積みです。 最後に、今後のアクションプランをまとめます。
- 登録実務講習は「椅子取りゲーム」。今すぐ予約サイトへ!
- 1月・2月の土日クラスは激戦区。平日や少し遠い会場も視野に入れて確保を
- スクール選びは「通いやすさ」と「空き状況」が最優先
- 修了試験は簡単だが、遅刻だけは絶対にNG。
まずはスクールの空き状況をチェック(各社リンク)
この記事を読み終えたら、すぐに各社の予約サイトにアクセスして、希望エリアの空き状況を確認してください。あなたが迷っている間にも、どんどん席は埋まっていきます。
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次のステップ:受講と並行して「必要書類」も集め始めよう
無事に予約ができたら、通信学習が始まるまでの間に、登録申請に必要な書類を集め始めましょう。
・住民票(マイナンバー記載なし) ・身分証明書(本籍地の役所で取得) ・登記されていないことの証明書(法務局で取得)
これらは取得に時間がかかる場合があります。特に本籍地が遠方の場合は郵送請求になるため、早めの行動が鍵となります。



