「クレバリーホームは潰れるのでは?」という噂や不安な声を目にして、心配になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、クレバリーホームが本当に潰れる可能性があるのか、ネット上で囁かれる根拠や会社の経営状態をチェックしながら検証していきます。
あわせて、家づくりを検討するうえで「万が一のリスクをどう回避すればいいのか」など、知っておきたいポイントも整理しました。最後まで読んでいただくことで、クレバリーホームとの契約を検討する際の不安が少しでも解消されるはずです。ぜひ最後までお付き合いください。
【事実】クレバリーホームのフランチャイズ店は倒産したことがある
実はクレバリーホームの加盟店が倒産したという事例が発生しています。
・2022年にはお友達紹介キャンペーンのようなハガキ、2023年正月には年賀状で「今年もよろしくおねがいします」など来ていたにも関わらず、2023年3月頭に、2月末で倒産したので今後のメンテナンス等は出来ないと連絡(A4用紙半分くらいの文面で)
Yahoo不動産
・後日フランチャイズ元のクレバリーホーム本社のほうから該当店が倒産した旨が連絡あり(やはりA4半分くらいの文面)
・今後の5年や10年点検をどうしたらいいのかわからず、8月頭に本社のお問合せフォームから連絡したが3週間以上連絡がなく再度連絡をしたらやっと電話連絡があり
以下、本社の電話対応です。
・本社としては何かあったときに連絡してくれたら近隣のフランチャイズ店を紹介は出来るが、やってくれるか保証は出来ない
・5年10年点検なども頼むことは出来るがやってくれるか分からない上、有償
・こちらから問い合わせしなければ向こうから連絡してくることは無かった
クレバリーホームは、フランチャイズで展開をしているハウスメーカーです。



実際に施工する会社は、クレバリーホームとは別の会社(加盟店)。そして、この加盟店が施工とアフターサポートを担当します。
この加盟店が潰れた場合、クレバリーホーム本社の看板を借りたのだからクレバリーホーム本社に対応を取ってほしいものですが、どうやら本社が介入することは無く以後のメンテナンスは自分で手配するしかないようです。
クレバリーホーム加盟店が倒産したら起こること
クレバリーホームの加盟店が実際に潰れることは稀ですが、倒産した場合に実際に起きる可能性があることをご紹介します!
状況 | 倒産したら起こること |
---|---|
住まいの建設前 | ・契約が白紙に戻る ・「クレバリー共済会」が住宅の完成までを保証する |
住まいの建設中 | ・「クレバリー共済会」が住宅の完成までを保証する |
住まいの建設後 | ・アフターメンテナンスが終わる |
「クレバリー共済会」によって、建設が終わるまではしっかりサポートしてもらえます。
一方、建てた後に潰れた場合、アフターメンテナンスなどは受けることができなくなるので、有料で他の工務店などに依頼することが必要になります。
ハウスメーカーの倒産リスクに備える方法
過去に有名だったにも関わらず倒産している会社もあることから、ハウスメーカーの倒産リスクに備えることは無駄ではないと言えます。



相談窓口を利用する
住まいの窓口やSUUMO等の相談窓口では「住宅完成保証制度※」に加盟しているハウスメーカーを紹介してもらえます。
※住宅完成保証制度に加盟したハウスメーカーが倒産した場合、同制度の運営団体(住宅保証機構など)が住宅の竣工までサポートを行う制度
この制度に加盟しているハウスメーカーが倒産などで⼯事が中断した場合、住宅保証機構株式会社等の同制度の運営団体により、住まいの完成まで保証されます。
ただ、住宅完成保証制度には中小企業しか加盟することができないため、「大手ハウスメーカーが加盟していない!」と驚かないようにしましょう。
中小企業基本法に定める中小の事業者様(資本金3億円以下または常時使用する従業員数300人以下の法人もしくは個人)
住宅保証機構|住宅完成保証制度の対象となる事業者様(申請資格)
大手ハウスメーカーから選ぶ
大手ハウスメーカーは、既存顧客いたりアフターサービスを有料化することで、安定した経営基盤を築いています。
「倒産が怖い」という場合は、大手ハウスメーカーを中心に依頼を検討すると良いでしょう。
クレバリーホームが潰れるまとめ
・クレバリーホームのフランチャイズ店は倒産している
・ハウスメーカーの倒産が怖い場合は、相談窓口の利用や大手ハウスメーカーから探すのがオススメ
事実クレバリーホームのフランチャイズ店が倒産したことがあり、倒産について用心することは非常に大切です。
具体的には、相談窓口を利用して懸念点を相談したり、経営基盤が安定している大手ハウスメーカーに依頼をするとよいでしょう。
みなさまの家づくりがうまくいくことを心から祈っております。

