アキュラホームの保証制度|調査のプロが分かりやすく解説!安心して住まいを任せられるポイント

すけさん

現役大手不動産会社 経営企画職

すけさん

■宅地建物取引士・FP2級
■住まいの窓口/おうちキャンバスへの独自取材・相談経験あり
■スーモカウンター/家づくりのとびらへの相談経験あり

執筆者

「アキュラホームはコスパ最高って聞くけど、建てた後の保証は大丈夫?」「永久保証なんて甘い言葉、どうせ裏があるんでしょ…」そんな疑念、よく分かります。一生モノの買い物だからこそ、目先の安さより建てた後の安心が何より重要ですよね。

ご安心ください。宅建士・FPとして数えきれないほどの住宅契約書に目を通してきた私が、アキュラホームの保証制度の「本当の姿」を丸裸にします。公式サイトの美辞麗句では決して語られない、不動産業界のカラクリまでズバッとメスを入れますよ。

\ 保証や特徴をプロが解説 /

目次

アキュラホーム注文住宅の保証「永代家守り」のカラクリ

アキュラホーム注文住宅の保証内容
検討者さん
「永代家守り」って名前はすごく安心できるけど、本当に永久なの?何か高額な条件でもあるんじゃないかと勘ぐってしまいます…。

その勘、非常に鋭いです。まず大前提として、どのハウスメーカーで家を建てても「品確法」という法律により、構造の主要部分と雨漏りに関しては、引渡しから10年間は保証が義務付けられています。

アキュラホームの初期保証は、この法律の10年に独自の10年を上乗せした「20年保証」です。具体的には、以下の部分が対象となります。

  • 壁・柱・床・梁・屋根・階段(=構造耐力上主要な部分)
  • 雨水の浸入を防止する部分

※ただし、最下階の床、間仕切り用の壁、間柱、つけ柱、局所的な小階段、屋外階段を除く

「永久保証」という言葉を絶対に鵜呑みにしてはいけません。20年目以降の保証延長は、アキュラホームが指定する「有料メンテナンス工事」の実施が絶対条件です。これは事実上、将来のリフォームを他社に発注させないための「囲い込み戦略」に他なりません。

出典:モナツキ「住宅の防水とは?その重要性とメンテナンスの基本を徹底解説!」

出典:アットホーム「主要構造部とは」

アキュラホームの分譲住宅は保証が手厚い?その理由とは

アキュラホーム分譲住宅の保証内容

実は、アキュラホームは注文住宅より分譲住宅(建売)のほうが保証が手厚い傾向にあります。これは土地と建物をセットにした「パッケージ商品」として販売するため、買主がより安心して購入できるよう、あらかじめリスクヘッジがされているからです。

  • 構造部分・雨水に関する保証(最長35年)
  • 建物保証(定期点検と無償補修)
  • 地盤品質保証(20年)
  • 住宅設備機器に関する保証(最長10年)
  • シロアリに関する保証(10年)
宅建士・FP2級
FPとして特に注意喚起したいのが「住宅設備機器保証」です。「最長10年」と聞くと安心ですが、給湯器や食洗機など故障しやすい設備はメーカー保証の1〜2年で切れる場合も。どの設備が何年保証なのか、契約前に必ず保証期間の一覧表を提示させましょう。

構造部分・雨水に関する保証

法律で定められた10年間の義務保証に加え、有料メンテナンスを条件に最長35年まで延長可能。注文住宅より保証期間が長いのは、分譲事業としての販売戦略の一環と見て間違いないでしょう。

建物保証

3ヶ月〜半年、1年、2年、5年、10年と計5回の定期点検は安心できるポイント。ここで構造上の欠陥が見つかれば無償で補修してもらえます。点検時には遠慮せず、気になる箇所はすべて担当者に伝えて記録に残してもらうのが鉄則です。

地盤品質保証

20年間、建物の重みによる「不同沈下」が起きた場合に、地盤と建物の修復費用が保証されます。ただし、地震による液状化など、自然災害が原因の場合は対象外となるケースがほとんどなので注意が必要です。

出典:アキュラホーム公式サイト「サポート」

住宅設備機器に関する保証

キッチン、バス、トイレなどの設備に不具合が生じた場合、最長10年間、無償での修理・交換が受けられます。しかし前述の通り、全ての設備が一律10年保証ではないため、保証期間の詳細は契約書や保証書で個別に確認が必須です。

シロアリに関する保証

基礎の下に防蟻シートを敷く工法で、10年間の保証が付きます。木造住宅にとってシロアリ被害は致命的。保証があるのは心強いですが、5年ごとの薬剤再散布など、保証を維持するための条件も必ず確認しておきましょう。

出典:アキュラホーム公式サイト「テクノロジー」

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対応は本当?保証・アフターサポートに関する口コミの真相

いくら保証制度が立派でも、実際にトラブルが起きた時に動いてくれなければ絵に描いた餅です。口コミを調査すると、アキュラホームの対応は賛否両論、評価が真っ二つに割れているのが実情です。

悪い口コミ

購入者さん
アフターフォローについては…アキュラHPに書いてある維持管理計画書などなく… ・6ヶ月点検→屋根裏、床下の目視点検あり ・1年目点検→屋根裏、床下の目視点検なし

また、定期点検の連絡そのものが来ないという厳しい意見も見られました。

購入者さん
今年、千葉のアキュラで新築しました。アフターである家守りを謳っているのに、3ヶ月点検も6ヶ月点検も誰も手紙も来ません。

良い口コミ

購入者さん
メンテナンスも、引き渡しから定期的に頼んでもいないのにアキュラ側からアポ取りの連絡が来ます。細かい部分も指摘しまくって微調整などしてもらいましたが、当然費用はゼロ円。建てた後のコストが~とか仰ってる人いますが、どこからその情報??といった感じです。

一方で、下請け業者の方から見た客観的な評価や、丁寧な対応を評価する声も挙がっています。

購入者さん
3ヶ月点検にきた方は、アキュラの方でなく、複数のハウスメーカーに頼まれてると言ってましたが、アキュラは下請けとの中間マージンが、より大手のところより少なめなのだと言ってました。その方からはアキュラの評判良かったです。点検で指摘したところも、多少の日数はかかりましたが、きちんとしてくれました。

なぜここまで評価が分かれるのか?これは業界の構造的な問題です。アキュラホームは直営店だけでなくフランチャイズ(FC)も展開しているため、運営する会社や支店、さらには担当者レベルで対応の質に大きなバラつきが出てしまうのです。

>>アキュラホームの評判・口コミをもっと見る

他社比較で判明!アキュラホームの保証が「短い」ワケ

ハウスメーカー構造部分・雨水に関する初期保証期間
アキュラホーム20年間
積水ハウス30年間
宅建士・FP2級
「積水ハウスは30年なのにアキュラは20年?やっぱり安かろう悪かろうか…」と考えるのは早計です。保証期間の長さは、そのまま建築費用に上乗せされるのが業界の常識。積水ハウスのブランド力と安心感は価格に、アキュラホームの価格は保証期間に反映されている、というトレードオフの関係なのです。

つまりアキュラホームは、初期コストを抑えたい人向けに保証を20年に設定し、それ以降は必要な人が有料で延長する「選択式」を採用していると理解すべきです。どちらが良い悪いではなく、ご自身の価値観や資金計画に合う方を選ぶことが何よりも重要です。

出典:積水ハウス公式サイト「30年保証制度」

【FPが警告】保証延長オプションに潜む「隠れコスト」

アキュラホームの保証を「永久」にするには、20年目以降、定期的な有料メンテナンスが必須です。しかし、FPとして警告したいのは、ここに思わぬ落とし穴が潜んでいることです。

アキュラホームの保証期間延長のイメージ図

最も警戒すべきは、メンテナンス費用が「言い値」になりがちな点です。「この工事をしないと保証が切れますよ」と担当者に言われれば、施主は断れません。その心理を利用し、相場より割高な外壁塗装や屋根工事を提案されるケースは、残念ながらこの業界では日常茶飯事です。

保証延長をするかどうかも含め、長期的な修繕計画をご自身で立てることを強く推奨します。メンテナンスの時期が来たら、必ず複数のリフォーム会社から相見積もりを取り、工事内容と費用の妥当性を冷静にジャッジしましょう。

まとめ|アキュラホームの保証は「条件付きの安心」と心得るべし

アキュラホームの保証制度は、コストパフォーマンスを追求する同社の経営戦略が色濃く反映された、非常に合理的で堅実な内容です。しかし、「永久」という言葉を額面通りに受け取るのは絶対に禁物。有料メンテナンスという「条件」が付くことを決して忘れてはいけません。

宅建士・FP2級
保証はあくまで万が一の保険に過ぎません。本当に大切なのは、そもそも不具合が起きにくい高品質な家を建て、誠実に対応してくれる担当者と出会うこと。口コミの評価が割れるアキュラホームだからこそ、ご自身の目で担当者や店舗の質をシビアに見極める必要があります。

そのためにも、まずは徹底した情報収集から。アキュラホームのカタログには、保証の詳細だけでなく、どんな思想で家づくりをしているのか、その技術力やこだわりが詰まっています。

家づくりは検討から完成まで1年以上かかる長丁場。だからこそ、思い立った「今」、カタログを取り寄せて検討を始める、その一手間が1年後の理想の暮らしをグッと引き寄せます。まずは気軽に資料請求してみるのが賢い選択ですよ。

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