人生100年時代と言われる中、「55歳だけど今からマイホーム購入できる?住宅ローンはいくら借りれるのか?」と不安に感じる方もいらっしゃりますよね。
子育てや生活に追われて住宅購入を先送りにし、50代半ばになってから検討し始めるケースも増えています。
55歳・年収600万円のケースで、固定金利2.0%、68歳までの13年間で無理なく借りられる住宅ローンの目安は約1,350万円(毎月の返済額:約11万円)です。
※現在年金の支払の開始が68~70 歳になることが検討されているため、年金を受け取るまでには払い終えられる68歳を住宅ローンを返し終える最後の年としました。

本記事では、この約1,350万円という借入可能額の根拠や毎月の支払額の内訳をシミュレーションし、55歳から住宅ローンを組む際のポイントや注意点を解説します。
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55歳で住宅ローンはいくら借りれる?



年収600万円の手取りは約450万円(税金・社会保険料約25%控除後)月換算の手取り収入は約37.5万円。
この25%程度(約10万円/月)で返せる額に借入を抑えると、家計に過度な負担をかけず安心と言われています。
固定金利2.0%、返済期間13年(156か月)で毎月約10万円を返済する場合、元利均等返済で逆算できる借入額は約1,350万円となります。
月々約10万円の返済であれば、年収600万円の方の手取り収入に対する返済負担率はおよそ25%程度で収まり、無理のない返済計画と言えるでしょう。
ボーナス併用なし・毎月均等払いの想定ですが、退職金や貯蓄で繰上返済を行えばさらに負担軽減も可能です。
55歳で住宅ローンは最大でどれくらい借りられる?
もちろん年収次第なのですが、多くの金融機関では年間返済額が年収の35%程度まで認められるケースがあり、この基準で計算すると年収600万円の場合は最大で約2,000万円の借入が可能と算出されます。※年収600万円想定



シミュレーション結果:借入1,350万円の返済イメージ
上記の試算条件(借入額1,350万円、固定金利2.0%、返済期間13年)に基づく毎月返済額のイメージをまとめます。
項目 | 数値 |
---|---|
借入額 | 1,350万円 |
金利 | 2.0%(固定) |
返済期間 | 13年間(68歳まで) |
毎月返済額 | 約10万円(ボーナス払いなし) |
年間返済額 | 約120万円 |
ポイントは将来の収入変動に耐えられるかです。仮に住宅ローン借入額を1,500万円に増やした場合、同じ条件では毎月返済額が約12万円となり負担率は手取りの30%程度に跳ね上がります。
55歳から住宅ローンを組む際の注意点
50代で住宅ローンを契約する場合、若い世代とは異なる考慮すべきポイントがいくつかあります。
- 返済期間が短く月々の負担が大きくなりがち
- 定年後の収入減を見据えた計画が必要
- 金利タイプ・保険の検討でプランのパターンが多い
ここでは、55歳から住宅ローンを借りる上で押さえておきたい注意点をまとめました。
返済期間が短く月々の負担が大きくなりがち
多くの金融機関が「完済時年齢の上限」を約80歳前後に定めており、55歳で借りる場合は最長でも25年前後のローンに限定されます。
安定した老後を送るためには、可能であれば退職予定年齢までにローンを完済するのが理想的です。返済期間を短く設定せざるを得ない分、無理のない借入額に抑えて月々負担を軽減する工夫が必要になります。
定年後の収入減を見据えた計画が必要
仮に離職後も住宅ローンの支払いが残る場合、その期間の家計収支をシミュレーションしておく必要があります。
退職金や貯蓄の取り崩しで対応するにしても、住宅ローン返済分まで含めて老後資金が不足しないか綿密に試算しましょう
金利・保険のタイプでパターンが多い
- 固定金利 or 変動金利
- 団信あり or なし
- 疾病保障あり or なし
定年まで安定した返済計画を優先するなら全期間固定型や長期固定金利のローンを選ぶことで、将来の金利変動による不安を減らせるでしょう。
加えて、団体信用生命保険(団信)への加入条件にも留意が必要です。一般に団信の加入年齢上限はありますが、多くの金融機関で加入時年齢が概ね50代後半~60歳未満まで認められています。
健康状態によっては団信に入れない場合もあるため、必要に応じて疾病保障付きのローンや団信不加入時の代替策も検討してください。
いざという時に家族に住まいを残せるよう、保険面の備えも確認しておきましょう。
まとめ:55歳からの住宅ローンは計画的に!
もちろん、各家庭の状況によって適正な借入額は変わりますが、「借りられる最大額」ではなく「無理なく返せる額」を基準にする姿勢が何より大切です
- 無理なく返済できる借入額の目安は約1,350万円(返済期間13年・月返済約10万円)
- これは手取り収入の約25%に相当し、老後の生活資金を圧迫しない範囲!
50代からの住宅ローンでは、返済期間が短く毎月の負担が大きくなること、そして定年後の収入減という確実に訪れるイベントを踏まえて計画を練る必要があります。
老後資金とのバランスを考慮し、必要に応じて物件価格や借入額の見直し、繰上返済の活用なども検討しましょう。幸い現在は低金利時代が続いており、条件次第では超低金利の住宅ローンを借りられるチャンスでもあります。
ぜひモゲチェックなどの比較サービスも活用しながら、納得できる住宅ローンを見つけてください。


老後に向けた大事なマイホーム購入だからこそ、計画的かつ慎重に進めつつ、理想の暮らしを実現させましょう。
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