失敗・妥協しない輸入住宅を建てるための情報を徹底解説

【ハウスメーカーvs工務店vs建築事務所】予算内で注文住宅を建てるオススメはどれ?

費用

住宅建設について考える際、ハウスメーカー・工務店・設計事務所のどこに頼んだらいいのかとても悩みますよね。。。

住宅のプロ

ここでは、それぞれの特徴からどの施工会社に頼んだ方が良いかを明確にします!

家づくりを依頼する業者の種類

choose1

「ハウスメーカー・工務店・設計事務所」の違いをご紹介します。

種別 定義
ハウスメーカー 自社ブランドを持って、全国規模で営業展開している住宅会社のことです。対応エリアが広く、各地域に営業拠点があります。
工務店 特定の地域に密着して、住宅を建築する会社です。新築工事だけでなく増改築にも対応し、施主の要望に柔軟に対応できる特色を持ちます。
設計事務所 住宅の間取り等の設計から、建築の施工管理も行ってくれる会社です。施主の希望や周辺環境を活かした、オーダーメイドの住宅提案を受けられます。

伊予銀行

予算が限られている時の業者の選び方

結論、「ハウスメーカー」か「工務店」から選びましょう。

住宅のプロ

彼らは設計した家がいくらで建てられるのかを正確に見積もることはできません。

設計事務所に「1,000万円で建てられる家を設計してください」と言えば設計してもらえそうですが、基本的にできません。なぜなら、彼らは設計するプロであって、家を建てるプロではないからです。

よって、予算が明確な場合は、

  • 建売の選択肢がある工務店
  • セミオーダー住宅の選択肢があるハウスメーカー

等、ある程度予算の透明性の高いプランがある建設業者を選ぶべきです。

ちなみにハウスメーカーと工務店ではお支払いする費用の使われ方が全く異なりますので、実際に住むことができる家も異なります。

一般的な建設業者の費用の使い方

一般的に、建設業者は顧客から受け取った費用を、以下のように利用します。

※出典:公共工事の契約保証企業西日本建設業保証|1社財務諸表平均より

全体の内、約84%の費用が住宅を建てるためのものとして利用されます。例えば、あなたが3,000万円支払ったとすると、以下割合で費用が利用されることになります。

会計項目 費用
利益(営業利益) 135万円
営業費用 346万円
建設費用 2,520万円

「住宅の費用」としては、平均約2,500万円が利用されると言えます。また、この建設費用の中で、大工さんや材料に利用される割合は以下です。

※出典:公共工事の契約保証企業西日本建設業保証|1社財務諸表平均より

2,500万円の建設費用だったと仮定すると、

会計項目 費用 備考
労務費用 210万円 工期を管理する正社員にかかる費用等
経費 367万円 駐車代・工具購入費等
材料費用 445万円 木材・瓦の費用等
外注費用 1,481万円 人材派遣などの会社に大工を依頼する費用等

約450万円で、実際家を作るための材料を購入し、約1,700万円(労務費+外注費)の人件費で家を建てます。

この費用をどのように利用しているのかの割合が、「ハウスメーカー・工務店・設計会社」で異なるので、顧客目線では、住宅建設の際に迷いが出てきます。各業種の費用の内訳を確認しましょう。

【ハウスメーカー】費用の内訳

ハウスメーカーは、住宅展示場や営業マンの育成を行っているため、営業費用が平均よりも多くなっていることが考えられます。

メリット

お客さんに対してもアプローチやカタログ・住宅展示場のクオリティは高いので、理想の住宅のイメージが付きやすいです。

デメリット

住宅本体にかかる費用の割合が下がるので、同じ予算の場合、工務店と比較して家のクオリティは低くなる可能性があります。

【工務店】費用の内訳

工務店は、住宅展示場を持たないことが多く、また営業担当が現場担当と同じ人ということもあり得ます。

メリット

建物に関して利用される費用の割合が多く、同じ予算の場合、家の材料や技術力を持った大工を集めるためにより多くの費用を使うことができます。

デメリット

ハウスメーカーと比較すると、営業に利用する費用が少なく、「ちょっと嫌な言い方をされた」「変な担当者が出てきた」という可能性が高くなります。

【設計事務所】費用の内訳

設計事務所は住宅を建設せず、設計事務所が責任を持つのは住宅の設計までです。

設計が終わった後、設計事務所によっては提携しているハウスメーカーor工務店に施工依頼を行う流れが一般的ですが、基本的には設計事務所では設計までを行っていると理解しましょう。

※設計図完成後、完全に設計事務所空手離れするわけではなく、設計図通りに施工が行われているのかどうかの確認等も行ってもらえます。

メリット

こだわりを反映させた、独創的な住宅に住むことができます。

デメリット

トータルでかかる予算が高くなります。

ハウスメーカー・工務店・設計事務所どこに頼んだらよい?まとめ

それぞれ特徴から、以下のような方にオススメと言えます。

  • ハウスメーカー|こちらの要望等をくみ取ってもらいながら住宅を建てたい!という方
  • 工務店|住みたい地域が決まっておりそこで最高の住宅を建てたい!という力
  • 設計事務所|オンリーワンの住宅を建てたい!という方

業種の中でもそれぞれ特徴があるので、実際あなたの要望が叶えられる業者を探せるサービスを利用することをオススメします。各社最新情報はカタログに掲載することが多いです。

住宅のプロ

あなたの要望を入力するとそれに合った会社のカタログを送ってもらえるサービスを利用することがオススメです。

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