ノアデザインインクの坪単価は100万円!総費用や建設事例をご紹介

すけさん

現役大手不動産会社 経営企画職

すけさん

■宅地建物取引士・FP2級
■住まいの窓口/おうちキャンバスへの独自取材・相談経験あり
■スーモカウンター/家づくりのとびらへの相談経験あり

執筆者

家を建てようと思ったとき、誰もが気にする「坪単価」。しかし、その数字だけを見てハウスメーカーを決めるのは非常に危険です。特に、ネット上の情報は玉石混交。営業マンが教えてくれない”からくり”が無数に隠されています。

検討者さん
特に、本格的な輸入住宅で知られるノアデザインインク。デザインは最高だけど、坪単価は一体いくらなの?と気になっている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、宅建士・FPの私が、単なる価格情報だけでなく、その数字の裏に隠された真実と、あなたが後悔しないための知識を徹底的に解説します。

目次

ノアデザインインクの特徴

  • 本格的な欧米スタイルの輸入住宅を設計可能
  • ミシュラン星2つのお料理を提供するフレンチレストランなどの建設実績もあり

ノアデザインインクは、単なる「輸入住宅風」の家ではなく、本物の素材と設計思想にこだわる人のためのハウスメーカーです。海外の暮らしを再現したい、映画で見たあの家に住みたい、そんな漠然とした憧れを形にするプロフェッショナル集団と言えるでしょう。

住宅だけでなく、デザイン性が高く複雑な設計が求められる店舗建築の実績が豊富な点も見逃せません。これは、同社の設計力と施工技術がいかに高いかの証明でもあります。

ノアデザインインクの坪単価

大企業調査員
口コミ情報から分析すると、ノアデザインインクの坪単価は100万円前後がひとつの目安になりそうです。

この数値は、インターネット上の口コミ情報(総費用4,000万円・40坪)をもとに当サイトが算出した参考値です。

要注意!ネット上の坪単価はあくまで”参考値”。多くの場合、建物本体の価格(本体工事費)だけで計算されており、屋外給排水工事などの「付帯工事費」や税金・手数料などの「諸経費」は含まれていません。最終的な総額は2~3割高くなるのが業界の常識です。

坪単価ごとの建設価格と総額

仮に坪単価を100万円とした場合、坪数ごとの本体工事費と、それを基にした総費用(全体費用)の目安をシミュレーションしてみましょう。一般的に、総費用は本体工事費の1.3倍〜1.4倍程度になると言われています。

坪数本体工事費(目安)総費用(目安)
25坪2,500万円3,250万円~
30坪3,000万円3,900万円~
35坪3,500万円4,550万円~
40坪4,000万円5,200万円~
50坪5,000万円6,500万円~

ノアデザインインクで30坪の住宅を建てるための世帯年収

では、ノアデザインインクで30坪(総費用目安3,900万円)の家を建てる場合、どれくらいの世帯年収が必要になるのでしょうか。一般的に言われる「年収の5.5倍」を借入額の目安として計算してみます。

  • 土地なし(建物のみ)の場合:総費用3,900万円 → 世帯年収 約710万円
  • 土地ありの場合:総費用3,900万円+土地代2,000万円 = 5,900万円 → 世帯年収 約1,072万円

注文住宅の予算は、土地代、建築費、諸経費(仲介手数料や登記費用など)を合計した金額となります。

検討者さん
よく「借入額は年収の5〜6倍が目安」って聞くけど、本当にそれで大丈夫なのかな…?

FPの視点から言わせていただくと、その考え方は非常に危険です。年収はあくまで「額面」であり、税金や社会保険料を引かれた「手取り」で考えなければいけません。

宅建士・FP2級
重要なのは「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」です。お子さんの教育費、老後の資金、車の買い替えなど、将来のライフプランをしっかり考えた上で、住宅ローンの返済額が手取り月収の20~25%に収まるように計画するのが鉄則ですよ。

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大手ハウスメーカーと坪単価を比較

ノアデザインインクと大手ハウスメーカーの平均坪単価の差は、「+16.5万円」です

項目平均坪単価
ノアデザインインク100万円
大手ハウスメーカー83.5万円
差額+16.5万円

この数字だけ見ると「ノアデザインインクは高い」と感じるかもしれません。しかし、これはリンゴとミカンを比べているようなもの。大手ハウスメーカーの多くは、大量生産による規格化でコストを抑えています。

一方、ノアデザインインクは一棟一棟が完全自由設計。本物の輸入建材を使い、熟練の職人が手掛けるのですから、価格が高くなるのは当然です。価格差は「こだわり」の差と考えるのが妥当でしょう。

輸入住宅メーカーの坪単価と比較

ノアデザインインクと輸入住宅メーカーの平均坪単価の差は「+27.3万円」です

項目平均坪単価
ノアデザインインク100万円
輸入住宅メーカー72.7万円
差額+27.3万円

こちらも同様です。「輸入住宅」と一括りにしても、中身はピンキリ。比較的安価なメーカーは、デザインは輸入風でも、構造や建材は国産の汎用品を使っているケースが少なくありません。

ノアデザインインクは、デザインだけでなく、その背景にある文化や思想まで含めて家づくりをする会社。他の輸入住宅メーカーより高価なのは、その本格志向の表れと言えます。

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ノアデザインインクの商品ラインナップ

ノアデザインインクでは基本的に自由設計のため、決まった商品プランはありません。これは選択肢が無限にあるということですが、同時に施主自身のセンスや決断力が問われるということでもあります。

ノアデザインインクの自由設計の流れ

家づくりは以下の手順で進んでいきます。各ステップで施主が何をすべきか、プロの視点からポイントを解説します。

  1. ヒアリング:あなたの理想をできる限り伝えます。雑誌の切り抜きやSNSの画像など、具体的なイメージをたくさん用意しましょう。「なんとなく」では伝わりません。
  2. プランニング:ヒアリングの結果、住宅を提案します。これは仮決定です。ファーストプランで100点満点が出ることは稀。遠慮せず、違和感があれば正直に伝えましょう。
  3. 見積もり作成:気にいったプランニングに対して見積もりを作成します。ここで「一式」という項目が多い見積もりは要注意。何にいくらかかっているか、詳細な内訳を必ず出してもらいましょう。
  4. 契約:プランニングと見積もりに納得できた場合、契約します。契約を急がせる営業マンには要注意。一度冷静に持ち帰る勇気も必要です。
  5. 最終プランニング:プランニングで決めきらなった細かい部分を決めていきます。コンセントの位置や数、照明のスイッチなど、実際の生活をシミュレーションしながら決めないと後悔します。
  6. 建材・インテリア選び:瓦やタイル、家具を選びます。ここは一番楽しい時間ですが、予算オーバーしやすいポイント。優先順位をしっかり決めておきましょう。
  7. 着工・引き渡し:住宅を建造し、引き渡します。

ノアデザインインクの建設事例3選

3つの建設事例をご紹介します。
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ノアデザインインクに関するよくある質問

Q. 輸入住宅だけど耐震性は大丈夫?

結論から言うと、耐震性への配慮はしっかりされています。日本の一般的な木造住宅で多い「木造軸組構造(在来工法)」が柱や梁で家を支えるのに対し、ノアデザインインクが採用する「ツーバイフォー工法」は、壁・床・天井の”面”で家全体を支える箱のような構造です。

地震の揺れを面全体に分散させるため、建物がねじれにくく、高い耐震性を発揮します。地震大国である日本で、海外のデザインを安心して楽しめるよう工夫されているのです。

項目内容
木造軸組構造(一般的)
ツーバイフォー工法

ノアデザインインクのアフターメンテナンス

  • 10年間の瑕疵担保責任
  • 定期的なアフターフォローの実施

アフターフォローの具体的な周期や内容は公式サイトでは公表されていません。家は建てて終わりではなく、住み始めてからのメンテナンスが資産価値を大きく左右します。

宅建士として一言。「定期的なアフターフォロー」という言葉を鵜呑みにしてはいけません。契約前に「何年目に、誰が、どこを、どのように点検してくれるのか」を必ず書面で確認してください。口約束はトラブルの元です。

坪単価の基礎知識

ここで改めて、後悔しないために必須の「坪単価」の知識をおさらいしておきましょう。ここを知っているか知らないかで、ハウスメーカーとの交渉力が大きく変わります。

坪単価とは

坪単価とは、建物の本体価格を延床面積(坪)で割った数値のこと。1坪は約3.3㎡、畳2枚分ほどの広さです。

例えば、本体価格2,500万円の家が50坪なら、坪単価は50万円となります。あくまで目安の数字だと覚えておきましょう。

地域ごとの坪単価の相場・平均価格

2021年度 フラット35利用者調査からわかる地域ごとの注文住宅(土地代含まず)の坪単価を見てみましょう。

坪単価[万円/坪]
首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、栃木、群馬、山梨)103.9
近畿圏(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)98.0
東海圏(静岡、愛知、三重、岐阜)97.5
全国95.2
その他90.4

一見すると大きな差はないように感じますが、これはあくまで平均値。実際には人件費や材料の輸送費などで、建築コストは地域によって変動します。

例えば、35坪の住宅を建てる場合、

建設費用
首都圏3,636万円
東海圏3,412万円

首都圏と東海圏では200万円以上の差が生まれます。建てる場所も、予算を考える上で非常に重要な要素なのです。

坪単価の注意点・考え方

坪単価を比較する際は、以下の3つの”ワナ”に注意してください。

  1. 坪単価の定義は会社ごとに違う:A社は本体工事費のみ、B社は照明やカーテンまで含んでいる、など計算のルールがバラバラ。同じ土俵で比較するためには「どこまでの費用が含まれているか」を必ず確認しましょう。
  2. 小さい家ほど坪単価は高くなる:キッチンやバス・トイレなどの設備費用は、家の大小にかかわらず一定額かかります。そのため、面積が小さい家ほど、坪あたりの単価は割高になる傾向があります。
  3. 見積もりに含まれない費用がある:地盤改良費や外構工事費、登記費用やローン手数料など、見積もりに含まれない費用が後から次々と出てくるケースも。総額でいくらかかるのか、最初にしっかり確認することが肝心です。

注文住宅の坪単価を抑えるコツ

理想を詰め込みたい注文住宅ですが、予算は有限。そこで、FPの視点から賢くコストを抑えるコツを伝授します。闇雲に削るのではなく、将来を見据えてメリハリをつけるのがポイントです。

1階と2階の床面積を同じにする

家の形は、凹凸の少ないシンプルな総二階(そうにかい)が最もコスト効率に優れています。外壁の面積や屋根の形状が複雑になるほど、材料費も人件費もかさむからです。

後から変えられるものは安くする

家づくりでかけるべきお金は、構造や断熱性など「後から変更できない部分」。逆に、壁紙や照明器具、水栓金具など、将来リフォームで交換できる部分の初期グレードは抑えめにするのが賢い選択です。

該当箇所一般的な変更期間
壁紙5年~
洗面15年~
キッチン15年~
浴室15年~

特に小さなお子さんがいるご家庭では、壁紙はすぐに汚れてしまうもの。最初は安価なものにしておき、子どもが大きくなってから好きなデザインに張り替える、といった計画もアリですよ。

オプション追加は、本当に必要な設備だけ

最新の設備は魅力的ですが、「本当に我が家に必要か?」と一度立ち止まって考えてみましょう。例えば、乾燥機付き洗濯機があるのに浴室乾燥機をつけたり、床暖房をつけたのに結局ほとんど使わなかったり、という話はよく聞きます。

屋根は片流れで初期費用を抑える

片流れ屋根は一枚の大きな面で構成されるため、構造がシンプルでコストを抑えやすいのが特徴です。ただし、デザインの好みが分かれる点や、雨仕舞(あまじまい)の施工精度が重要になる点も覚えておきましょう。

窓の数や大きさを見直す

窓は壁よりもコストがかかる上、家の断熱性能を左右する重要なパーツです。むやみに数を増やすのではなく、採光や通風を計算して、効果的な位置に適切なサイズの窓を配置することがコストダウンと快適な暮らしに繋がります。

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ノアデザインインク坪単価まとめ

ここまで、ノアデザインインクの坪単価と、その数字を正しく読み解くための知識を解説してきました。結論として、この会社は価格の安さを求める人ではなく、「本物のデザイン」と「唯一無二の空間」を求める人のための選択肢と言えるでしょう。

宅建士・FP2級
高いのには理由がある。その価値を理解できるかどうかが、ノアデザインインクを選ぶかどうかの分かれ道ですね。

さて、家づくりは情報収集から始まりますが、ネットの情報だけではわからないことが沢山あります。特に、本物の素材の質感や空間の広がりは、写真では決して伝わりません。

家づくりって、考え始めてから完成まで1年以上かかるのが普通です。だからこそ、「いつかやろう」ではなく、思い立った『今』、ほんの少しだけ動いておくことが、1年後の理想の暮らしをグッと引き寄せるコツなんですよ。

まずは、色々な会社のカタログをまとめて取り寄せてみてはどうでしょうか。コーヒーでも飲みながらパラパラ眺めるだけでも、自分たちの「好き」がだんだん見えてきて、次のステップに進みやすくなりますよ。

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